2020年11月21日

挨拶できる子どもに育てるために、親がすること

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「うちの子、挨拶ができなくて…」という相談を受けることがあります。
「挨拶しなさい!」といっても、なかなか出来るようにならないですよね。

挨拶って、教えてさせるものじゃないかも?
たぶん、挨拶している親の背中を見て、
子どもは自然に挨拶することを覚えて身に着けるんだと思います。

昭和の時代よりも、家に来客が来ることは減ってますし、
ご近所さんや、出かけた時に、
親が挨拶している姿を子どもが目にする機会は減ったと思います。


更に今の時代、親がこんなことを子どもの前でしていませんか?

子どもと一緒にコンビニやファミレスへ行ったとき、
店員さんが「いらっしゃいませ、こんにちは〜」と笑顔で声をかけてきても、
知らん顔して素通りする。

お店を出るときも「ありがとうございました〜」と深々と頭を下げる店員の前を
無視して無表情で通り過ぎる。

子どもはそんな親の背中を毎回見てるんですよね〜!(笑)


私もある時「これは子どもに見せたらマズイ!」と気付き、
恥ずかしくても子どもの前では"親の仕事"だと思って挨拶するようにしました。
子どもと一緒なら、コンビニでもちゃんと顔を見て!(笑)

あと飲食店で飲んで減った水を足してくれたり、おしぼりを変えてくれたりした時も、
「ありがとうございます」と言うようにしました。
(関西の人はコンビニやファミレスでも普通に挨拶するって聞きました。良い文化ですね!)

私の周りでは、親ががしっかり挨拶できる方のお子さんは挨拶ができます。
また、小学生の頃は親の後ろでモジモジしていた子も、中学や高校になってくると、不思議と挨拶ができるようになっていきます。

面白いものですね〜。
環境というのか、それが”背中を見て育つ”ということなのか。(笑)


今の時代、心ないマニュアルな言葉って、溢れてますよね。
それに対してついつい”無表情で通り過ぎる”ってこともやってしまいがち。

子どもの前だけでも”親の仕事”、”大人の仕事”だと思って、意識したいですね。



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2021年8月7日 加筆修正


Posted by satocy_1_2_3 at 09:12│Comments(0)