挑戦者のヘナロ・ガルシアはランキング1位。
だが、スピードがある方ではない。スタミナと粘り強さで相手の上手さをつぶして勝ちあがってきた選手だろう。
こうしたスピードの遅い選手には、フェイントも絶妙に遅らせる必要がある。
私も世界チャンピオンの頃は、スパーリングの相手が4回戦なら4回戦なりの、日本ランカーなら日本ランカーなりのフェイントのタイミングを使いわけていた。相手のレベルに応じてフェイントの種類も変わってくる。
(スピードが速く裏の裏をかいたフェイントでは、4回戦には引っかからない場合がある)
フェイントで大事なことは、相手の反応スピード、体のスピードに応じてかけることだ。
長谷川チャンプはスピードがあって、手数が出る。これは誰が見ても見応えがある。
きっとチャンピオンのスピードが速い為、挑戦者の動きがより遅く感じることだろう。
公開スパーリングを見て、今回もまた見事なKOシーンが見られるだろうと期待が高まった。
ボックスファイ
Posted by satocy_1_2_3 at 00:06│
TrackBack(0)