2005年12月30日

いろんなボクサー。

無事に一年、ジムを終えることが出来た。

28日の水曜日が今年の練習納め。水曜はキッズ、レディース、ジムの3クラスともある曜日で、みんな元気に通ってきたらしい…。

“きたらしい…”というのも、今年最後の日であったが神戸での仕事が入り、ジムを空けることに。
名古屋のホープ大場浩平と、世界チャンプ長谷川穂積のスパーリングを、千里馬神戸ジムまで見に行ってきた。CBCが制作する大場浩平のドキュメント番組を、私がナビゲートする事になったのだ。


<千里馬神戸ジムにて>
表彰式や取材などで多忙の長谷川チャンプだが、「久しぶりの練習なんです」といいながらもキビキビとスピードとキレのある、そしてチャンピオンの風格も併せもった動きでシャドウを始めた。


対する大場は、よそのジムで遠慮しがちに小さくシャドウをしていた。シャドウというより、頭の中での“イメージ”を優先しているようだった。
ほかにもジム内にはボクサーがいたが、やはり二人の動きはひときわ目を引いた。


4Rのスパだったが、激しくぶつかり合う実戦さながらのものとなった。
(くわしくはドキュメント番組と、ワールドボクシングも取材に来ていたので来月号を!)
世界チャンプと、来年2月に東洋タイトルに挑戦する上り調子の選手との戦い。
ボクシングファンにとってはたまらないレベルのものだろう。


<新幹線で東京へ>
ロケの途中、「やはり今日はジムに戻れそうにない」と連絡を入れたが、なんとか22:45にはボックスファイまで帰ってくることができた。


ボックスファイの「ジム」クラスは、プロになるわけではないが、ボクシングが好きな人たち向けのもの。会員は高校生から50代までの老若男女さまざま。

さっきの世界チャンプのパンチとはまったく違う質のパンチだが、みんなサンドバッグと、トレーナーの持つミットをめがけ、一生懸命に拳を突き出していた。


私がこのジムを創める時に目指したものは「ボクシングの底辺拡大」。
多くの人にボクシングを身近に感じてもらう、ボクシングの魅力をわかってもらうというテーマが、現実に目の前でおこなわれていることに、あらためて嬉しく思えた。


今日は、クローズタイムの23時を過ぎてもたくさんの会員が残っていた。さらに、大掃除を手伝ってくれた。(おぉ〜、なんていい会員さんたちなんだ)

神戸のスパーリングの土産話などをしながら、サンドバッグや鏡、エアロバイクを、スタッフと残っていた会員とで一緒に雑巾掛け。

最後に注連縄と鏡餅を供え、年越しの準備をおえた。

今年一年、スタッフと会員に感謝、感謝、感謝。

来年が、ボックスファイと、会員の皆様にとって良い一年になりますように。


飯田覚士ボクシング塾 ボックスファイ


Posted by satocy_1_2_3 at 03:02│TrackBack(0)

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