日本S・フェザー級タイトルマッチ、矢代義光vs三浦隆司。
どちらもサウスポーで、KOパンチの持ち主。
チャンピオンカーニバルで注目の一戦。
客席は超満員。
入場を済ませ、リングに立つ両者はやや対照的だった。
矢代は、相手よりも客席に意識がいっている気が…。
対する三浦は、ずっと矢代を見据えてこれから始まる戦いに集中…。
そんな両者の挙動から、矢代にとって“落とし穴”的な何かが起こる予感がした。
(こうした予感は、何年も試合を見続けていると感じられるようになる)
試合が始まると、お互いにフェイントをかけ合う。わずかな動きに反応するピリピリ感が、見ていて面白かった。
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