2007年10月23日

リングが狭い?咬ませ犬?

「どうしても飯田さんのコメントが欲しい」と取材を受けたが…。

出演して話せればいいが、やっぱり取材では、私が言いたいことと、番組側が使いたいものが違う。
せっかく騒動の火を消そうと思ってコメントしても、短く編集され煽っているように使われてしまったことも…。




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2007年10月19日

ルールやJBCについて

マスコミを通じて、一般の視聴者に対して誤解されている部分を少し書いておきます。

まずはルールについて。

「WBCルールで身内がセコンドについてはいけないのに、JBCが特別亀田家にOKを出した」…×

「例外をのぞき、」という前置きがあり、父親がトレーナーや会長の場合は問題ない。
ラスベガスなど、世界中のタイトルマッチで前例がある。(越本元世界チャンピオンも、長嶋建吾選手も、親子でやっている)
世界戦の場合、セコンド(チーフセコンド、サブセコンド)に、誰がつくかは試合前に確認される。WBC、JBCとも、セコンドライセンスを持つ父親が上がることを認めたので試合が成立した。


「セコンドライセンスでトレーナーをするのは問題だ」…×

まったく問題ない。
トレーナーライセンス、セコンドライセンスは、各ジムがJBCに申請をだし(トレーナーとセコンド合わせて6名まで)、交付してもらう。
ボクシング経験のない者はトレーナーライセンスはすぐ取れず、セコンドライセンスを取り、何年か経験を重ねてから“ジムの判断”でトレーナーライセンスに切り替えることもある。
ボクシング経験がなく、普段は選手指導をしない者が、セコンドライセンスを持って試合のセコンドにつくことがある(カットマンなど)。
ライセンスを持っていない者がリング内(チーフセコンド)に入ることはない。
もちろんオーナーライセンス、マネージャーライセンスを持つ者がセコンドをすることもある。

私も現役中、先輩や後輩の試合のセコンドに、サブセコンド(うがいや汗を拭くためにロープの外からサポートする)として、ついたことは何度かある。


こちらはルールとは別だが・・・↓

「謝罪会見と言いながら、JBCが亀田選手、トレーナーを擁護していて、仕切りも悪かった」…×

そもそも今回の会見は、金平会長と亀田親子が、処分を受けたことについて謝罪に出向いた時に、マスコミに対し急遽行われた会見であり、場所がJBCだったためJBCが仕切って“囲い込み会見※”として行われたもの。

※… 正式な会見でなく、芸能人などが立ったまま芸能リポーターに囲まれてやったりするあれ。

普通記者会見は、ジムが仕切ってやるもの。(世界戦の、翌日会見など)
選手本人もあの状態であり、今後時機を見て何らかの記者会見があれば良いとは思う。

「JBCがもっとはやく亀田親子のパフォーマンスを注意して何らかの勧告をしていれば…」
「JBCも亀田で儲かってるから何も言えない…」
というような声もあるが、JBCは、いち選手やいちトレーナーの言動などを指導したり、儲かったりする機関ではない。
(選手との関係でいえば、相撲協会とはまったく組織図が違う)
試合中のトラブルに対しては、以前亀田トレーナーにはJBCがペナルティーを2度出している。


テレビ番組は秒単位で進むため、私も出演した番組内で、他の出演者のコメントに意見を挟めない時もあるが、ルールやボクシング自体を誤解されないよう、またボクシングに偏見を持たれないように心掛けています。(あんまり出過ぎると、俺もそのうち叩かれるんだろうな〜。)

ボクシングに対して知識がなく、偏見をもっているコメンテーターもいる。推測でコメントするコメンテーターもいる。(まぁ、それが仕事だし)

私はボクシング関係者の立場として、“事実”を伝えようと思っている。
意見を求められれば、自分なりの意見を言うつもり。(父親の言動に対してとか、パフォーマンスについてなど、ゴシップ的な意見を求められると、私が言う必要も意味もないので困るが…)

今回の件が終息し、私がテレビに出る必要がなくなる日が早く来ることを願う。



  
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2007年10月17日

亀田報道、私の意見

協栄ジムの金平会長と亀田親子の会見があった。

私は日テレの「リアルタイム」のコメンテーターとして、スタジオで見ていた。

金平会長のコメントで、「ボクシングは勝敗がすべて。負けたので非難は受ける…」というような言葉に、私は「それは違う」と言ったが…。

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Posted by satocy_1_2_3 at 23:14TrackBack(0)

2007年10月14日

内藤大助初防衛戦について

「会長はこないだの試合について、ブログでコメント書かないんですか?」
「もう、新聞やテレビでさんざんやってるし、わざわざ俺が書かなくても良いでしょ?」
「いや〜、でもやっぱりファンにしてみたら、会長が何て言うのか気になりますよぉ」
「いいよ俺は…」
「そんなこと言わず、何か書いてくださいよ!」
「そうかぁ? じゃあ、何か書こうかな〜???」


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Posted by satocy_1_2_3 at 01:26TrackBack(0)

2007年10月13日

ニューヨークに “カミカゼ”

今井雅之さんの舞台『THE WINDS OF GOD』の台詞全部を英語にして映画化した『THE WINDS OF GOD KAMIKAZE』。

日本での試写を(英語もろくに分からないのに)見せていただいたのは、以前にこのブログでも紹介しましたが、この映画がアメリカで現在公開中。

さらに、なんとニューヨーク現代美術館「MoMA」で特別上映されることになったとのこと。(この偉業はスポニチの記事で!)

 ≪スポニチの記事≫


「MoMA」で上映される…というのは、メジャーリーグで成功するよりも奇跡的で“ありえない”こと。

さらにその作品が、特攻隊員の話というのが今井さんらしい。

 ≪今井雅之・エルカンパニー≫



  
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2007年10月09日

こころの青空基金

坂本博之くんから「今日の産経新聞に載ってるから見て!」と電話があった。

坂本博之・ボックスファイ
いま坂本くんが取り組んでいる「こころの青空基金」について、その思いや、活動内容などが紹介されている。⇒≪産経新聞

        (坂本くんがボックスファイに来た時の記念写真) ⇒



実は、坂本くんが引退した後、「今後の活動に力を貸して欲しい」と電話があった。
私は子供向けの教室運営やイベント展開の経験があったので、そのノウハウの提供など「出来ることなら何でも!」と、協力関係を約束したことがあった。


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Posted by satocy_1_2_3 at 21:58TrackBack(0)

2007年10月01日

アシックス

『アシックス創業者の鬼塚喜八郎氏が死去』

アシックス
現役当時はとてもお世話になったメーカーだ。
リングシューズは他のメーカーの物と履き比べたが、圧倒的に動きやすく、他をよせ付けないものだった。


「本気ならアシックス」 大好きなコピーだ。

私の担当をしてくれていたアシックスの日置さんに、
「ナイキやアディダスみたいに、街で履けるカジュアルシューズを出さないんですか?」と言ったところ、
「すみません、アシックスはそういうことやらないんです。」と。
この日置さんの言葉でアシックスをより好きになった。


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Posted by satocy_1_2_3 at 16:16TrackBack(0)