2006年09月26日

WBA総会に行ってきた。

世界チャンピオンが一斉に集まるのは良いですね。

以前は渡嘉敷さんが、元世界チャンピオンをはじめとするスター選手達で行うチャリティースパーリング大会を企画したりしていたが、最近ではそういった場もすっかりなくなっていた。

数年前のWBCに続き、今年はWBA総会も日本で開催されることになり、WBA、C問わず、32人もの元世界チャンピオンがドームホテルに集結した。

32人のチャンピオンが4つのテーブルに分かれて座ったのだが、私のテーブルは一番若手組み(?)で、先日試合をしたばかりの川嶋勝重くんや長谷川穂積くん、またイーグルが私の隣りで、その正面には高山勝成くん…などなど、というホットなテーブルだった。
そういえば、あとで新井田くんと高山くんが立ち話してたな。
(何を話してたんだろ???)


セレスくんや佐藤修くんなんかも同じテーブルだった。
私からすると、この二人は私の次の世代のチャンプに感じるが、やっぱり現役チャンプと比べると、ひとつ前の世代のチャンプに感じてしまう。

花形進さんや三原正さん、六車卓也さんなどが声を掛けてくれたが、お三方からすると私は何世代あとのチャンプに感じるのかな?

ボクシングほど世代交代が早いスポーツはないかも。
そして、ボクシングというスポーツは永遠に続いていく…

  

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2006年09月25日

「マイノリティーの拳」出版記念パーティー

林壮一著「マイノリティーの拳」を読み始めた。

まだ全部読み終わっていないが、渡米10年間の膨大な取材量で、内容がぎっしり詰まっていると思う。
この本を読んでみると、本場アメリカでも、ボクサーはみな同じ苦悩があることがわかった。
我々ボクサーにとっては生々しいほどリアルで、“重たい”内容が多い本かな。

この本のサブタイトルは<世界チャンピオンの光と闇>。
「光」の部分はともかく、「闇」の部分を書くには、取材対象との深い信頼関係を築いていないと難しいはずだ。それを林壮一さんは見事にこなしている。

フォアマンやハグラーなどと林さんが親しく(しかも英語で)会話をしている。スゴイ!というか、ヘンな感じがした。(笑)


タイソンとアリしか知らない人も、マニアックなボクシングファンも楽しめる。さらに現役のボクサーが勉強になるようなチャンピオンの生の声が所々にでてくる。
もちろんノンフィクションの文学作品としても満足できる一冊だと思う。
これはお薦め!

吉野弘幸H’s&飯田林さんのワタナベジム時代の先輩、吉野弘幸さんもパーティーに来ていた。
映画監督の是枝裕和さん、安部譲二さんなど、賑やかな顔ぶれが集まっていた。
(写真は吉野弘幸さんが送ってくれたもの)


  
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2006年09月15日

『ワールドボクシング』が休刊に?!

ワールドボクシングの前田編集長からメールが届いた。

「ご報告」という書き出しで、ちょっとあらたまった文体。
「これまで皆様から多大なご協力を賜り・・・さて、突然ですが・・・」

「えっ、まさか、なくなるの?」

ドキドキしながら読み進めると、今月発売号で「ワールド・ボクシング」は休刊に。
販売元が変わるが、「ボクシング・ワールド」という新雑誌名として生まれ変わる、という内容だった。

いままで馴染んでいた「ワールド・ボクシング」から「ボクシング・ワールド」へ。
来月発売号から表紙などがかわるはずだが、大きくは変わらないだろう。
一安心、一安心。

ちなみに今月発売号の対談相手はリック吉村さん。

  
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2006年09月08日

林壮一著 『マイノリティーの拳』

林さんと出会ったのは、私が現役の頃、沖ジム合宿中だったと思うから、もう10年以上前のことになると思う。

アメリカにいる林さんから「2冊目の本を出す」というメールが届いた。
その後、表紙のデザインも添付して送ってくれた。

マイノリティーの拳
 調べてみたら、アマゾンでもまだ表紙の画像は載っていない。これは「デザイン案(見本)」なので定価が間違っているようだ。



以前に出した本(処女作)は野球モノだった。
その時から「いつかボクシングの本を…」と言っていた。

林さんは10年前にボクシングの本場アメリカに渡り、ボクシングの記事をボクシングマガジンなどに寄せている。
ボクサーの人脈も広がり、取材が難しいとされるハグラーなど、大物ボクサーのインタビューにも成功している。


アメリカのジムの匂いが漂い、ついつい見入ってしまう表紙。
日本では見慣れない赤いベルトが裏表紙。
このシブすぎる表紙を見ただけで、林さんがこの本にどれだけ力を注いだかが伝わってくる気がする。

渡米生活10年。

長かっただろうか、短かっただろうか…。
林さんの情熱がぎっしり詰まっていること間違いなし!

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2006年09月04日

とよはし櫻ジム、岐阜藪田ジム

松尾哲也さん(元S・フライ級ランカー)がだしているジム「とよはしジム」が「とよはし櫻ジム」とジム名を変更、新しくスタートする。

今日そのパーティーがあり、豊橋まで行ってきた。

世界チャンピオンは私のほか、畑中清詞、星野敬太郎、また東洋チャンピオンの石井広三くん、格闘家の武田幸三くんなどが集まり、賑やかに行われた。


私がテレビに出るようになる前から「似てる!」と言われていた俳優の清水宏次朗さんもパーティーに来られていた。現役中も似ているとよく言われたが、今までお会いする機会はなかった。

実際にあってみると…

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Posted by satocy_1_2_3 at 01:14TrackBack(0)