2006年05月20日

アッパーの打ち方について

ボクシングマガジン5月号の表紙は、長谷川VSウィラポン戦。
(もう前号になってしまったが…)

長谷川チャンピオンがアッパーを見事に決めた瞬間の写真だ。
この角度が絶妙で、本を開こうとする手が止まった。

アッパーを打つとき、肘を90度の曲げて振り子のように打つ選手は多いが、この写真では下から斜め上に打ち抜くように突き上げている。
(インパクトの瞬間、拳の動きはショートストレート的な軌道)
その為、肘の角度はやや鈍角になっている。

ボクマガ5月号
(ボクシングマガジン5月号)


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2006年05月07日

期待を上まわる熱戦!

「まさか、序盤のKO決着になるのか…?」

予想をしていなかった展開に目が離せなくなった。

47.6kg。
こんな小さな二人の異国人のぶつかり合いで、これだけ熱くさせれることも、この先そうそうないだろう。

マヨールのパンチ力、スピードやバネなどの身体能力は噂通りだった。
リーチ差をいかしてロングのパンチで戦うなどのイーグル対策、そしてなによりも、気迫が凄かった。

しかし、それを上まわるイーグルの中盤以降の修正能力は凄かった。
マヨールの先制攻撃に熱くなってリズムを崩し、無駄なパンチをもらってためたダメージは中盤まで響くが…

マヨールのパンチの軌道をよみ、避ける時の頭の位置をかえた。
そしてボディーを攻め、イーグルより一つ遠い距離から攻めていたマヨールの射程距離を縮め(ボディが効くとパンチの伸びがなくなり攻撃範囲が狭まる)、接近戦で打ってはサイドにステップするなど、序盤の荒々しい戦いぶりから一転して精密な組み立てで、じわりじわりとペースを手繰り寄せ、冷静に、慎重に、自分のボクシングをマヨールにはめ込んでいく…。

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Posted by satocy_1_2_3 at 03:31TrackBack(0)

2006年05月04日

イーグル対マヨール戦

角海老宝石ジム所属の世界チャンピオン、イーグル京和に、三迫ジム所属のロデル・マヨール選手が挑戦する。

出身地はタイとフィリピン。

タイ出身のイーグルチャンプとは、「ワールドボクシング」の対談で話をしたこともあるし、私と同じく試合中に肩の故障に見舞われるというアクシデントを味わうなど、親近感を感じる。

対するフィリピン出身のマヨール選手。
どう見ても10代にしか見えない童顔。 なのに妻子もち。
アマで152勝3敗、プロ転向後も22戦全勝17KO。
フィリピン最強軍団

「ワールドボクシング」パッキャオ選手と対談の時
左からマヨール、ツニャカオ、パッキャオ
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Posted by satocy_1_2_3 at 01:54TrackBack(0)